こんばんは。『親のためのコミュニケーション講座 BASE』事務局です。
今日は、BASE5期に参加してくださっていた11歳男子お母さんのご感想を紹介します。
子どもが学校に行かずに、ゲームやYouTubeばかり見ている生活
ぜひ、ご覧ください!
こんにちは!
佐伯です。
BASEに参加した方の感想を気にしてくれている方がいるようなので(ありがとうございます!)、BASE5期に参加してくれた方の感想を紹介していきます。
シリーズものです!
まず、1人目は、11歳の男の子のお母さん。
このお母さんは、BASEに参加する前は、息子くんが不登校であることや、ゲームや、Youtubeばかり見ている生活に不安を感じていたそうです。
息子くん自身は、ゲームやYoutube以外にもやりたいことを見つけたいけれど、見つけることができない、やりたいことないことが辛いと嘆いている状態だったそうです。
それが、BASEに参加してどうなったのかを文章にしていただきました。
それでは、どうぞ!
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
★お子さんの年齢
11歳、男★BASEに参加する前は、どんな状況でしたか?
私は不登校の子どもがゲームやYouTubeばかり見ている生活に不安を感じていました。
このままでいいのかなと、そういう目で
子どものことをみていました。 一方子どもは、ゲームやYouTube以外にもやりたいことをみ
つけたいけれど、見つけることができない状態でした。 やりたいことがないことが辛いと嘆いていました。
★BASEで印象的だった学びをいくつか教えてください
「自分ファースト」と「課題の分離」、そして「安全基地」という
考え方に触れて、とても多くのことを学びました。 まずは自分が幸せであることがとても大切で、自分が楽しくて心地
のいいことをすること、好きなことをしていくこと、だけど少し苦 手なことでもやる必要があるのならそれを楽しいものに変えていく ための思考の大転換をすること…色々していきました。
また、思い込んでいる「べきねば」を手放すために、ひとつひとつ
のもやもやに向き合い、自分の幼少期から握りしめてきた思いも解 放しました。 自分はそのままで十分になんだと思えるようになると、本当に楽に
、そしてとても幸せな気持ちで生きられるようになりました。 子どもに対するイライラもやもや、不安や期待は、自分の課題であ
ることが多く、子どもの課題には踏み込まず、自分の課題に気がつ き解決していくことで、子どもの成長や、自分の心の成長にもつな がったし、とても心が安定していきました。 BASEでは佐伯さんはじめ、仲間のみなさんにそのままの私を受
け入れてもらい、たくさんの気持ちや楽しいことを共有してきまし た。
まさに安全基地を経験させていただきました。
そのままの仲間たちを大好きになっていったこと、みんながそうい
う気持ちを持っていたのではないかと思いますし、いとも簡単にで きた安全基地(佐伯さんのご尽力のおかげですが…)のおかげで、 自分も安全基地を作れるのではと自信になりました。 家庭を安全基地にするって意外と簡単。
今では家庭も安全基地になりつつあるな~と実感しています。
★BASEに参加して、どうなりましたか?
幸せな気持ちで過ごせるようになりました。
子どもに対して、ゲームばかりで…といった心配をしなくなったし
、子どもが自分で考えて自分で決めて生活していくことを、信じら れるようになりました。(実際に子どもは主体的に生きています) 私が課題の分離をできるようになってくると、子どもはやりたいこ
と(YouTubeでのゲーム実況)をみつけ、 それをするためにPCを自作し、動画編集を覚え、動画をYouT ubeに投稿するようになりました。
自分のチームを作って企画動画を考えたり、仲間に協力してもらっ
たりしています。 また、同じような実況者の仲間を作って、その仲間と協力してイベ
ントを企画したり参加したりしています。 動画ももうすぐ100本目です。
私は、保育の仕事をしていますが、子どものことがよく見えるよう
になってきましたし、子どもが自分で考えたりやろうとすることを 、待てるようになりました。 職場の人間関係でも、頼られることが多くなったり、意見が合わず
に問題になりそうなときでも、みんなが幸せになれるような案を考 えたりすることも楽しいですし、誰も嫌な気持ちにならずに解決し たりできるようになってきました。 BASEに参加したことで、自分も幸せに生きるようになりました
し、すべての人間関係がスムーズに幸せなものになりつつあります 。 ★これから参加する方にメッセージをお願いします!
BASEに参加して安全基地を体験することで、それが自信に繋が
っていきます。 そのままの自分でよくて、そのままの誰かでよい。
この感覚を体験できたことは一生の宝ものになりました。
また、佐伯さんから毎日届く8000文字オーバーのメルマガをた
だ読んでいるだけなのに、アドラー心理学をベースとした考え方が いつの間にか自然と自分の中に浸透しているのですよね。 BASE中は特に頑張ったとか努力したとか、そういうのはなかっ
たと思います。 楽しみながら、日々の生活で実践したくなる。
そして実践して成功したことも失敗したことも、みんなにシェアす
ると共感してくれる。 ナイスチャレンジと言ってもらえる。
そんな場所がBASEです。
もしよかったら、仲間になってみませんか?
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ありがとうございます!
BASE期間中に、息子くんは自分でやりたいことを見つけて、ものすごい勢いで取り組んでいきました。
お母さんが、「これしたら?」って提案したわけじゃない。
お母さんは、ただ息子くんを信じて、寄り添っていただけ。
でも、それが息子くんにとっては勇気づけとなり、行動をする源泉となり、動き始めた。
感想の中で、
「家庭を安全基地にするって意外と簡単」
って書いてくれていますが、本当にそうなんですよね。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ!って思いがちですけど、実際は、逆で、
「親としてやらなければならないこと」
を色々と手放していくと、子どもは安心感を感じ、親の気持ちも緩み、子どもも動き出すという・・・笑
僕も、息子くんの動画をチラッと見せてもらいましたが(これは内緒なやつ!)、初めて動画を作ったとは思えない出来栄えで、かなりのエネルギーを注ぎ込んだことが分かりました。
家庭が『安全基地』になったことで、息子くんの胸に、炎が灯ったのを感じました。
2020年9月24日の佐伯和也ブログ『子どもはみんな天才だ!』『子どもがやりたいことを見つけ、全ての人間関係が幸せなものになりつつあります』より