
今日は、
「量子論のおもしろさ」
について話していこうと思います。
引き寄せの法則とは?
引き寄せの法則とは何かと言えば、
「自分の状態と似たエネルギーのものが引き寄せられてくる」
っていう法則のことなんよね。
科学か、科学じゃないか?って言ったら、科学だとは言い切れない(笑)
ただ、僕は、
「引き寄せの法則が科学であるか否か」
よりも、
「人生を豊かに幸せにしてくれるものか否か」
で判断をしたいなと思うのね。
なので、引き寄せの法則をどう解釈して、どう使うのかは個人の自由です。
言ってみれば、
「宗教的な観念」
とも言える代物だと思っています。
宗教的なものだから否定されるか?っていうと、そうでもないやんか。
僕らだって、仏教や儒教、キリスト教の影響を受けてるし、その慣習は取り入れてる。
「宗教だから悪いものだ」
っていうわけじゃない。
なぜ、僕が「引き寄せの法則」の話をしているのか?
っていうと、それは、
「おもしろいから」
です。
興味深いの方のおもしろさね。
引き寄せの法則の何をおもしろいと感じているのかと言えば、
「物理法則との関連性について」
です。
光の二重性
僕が量子論をおもしろいと思ったのは、大学4回生の時でした。
大学での専攻は電気電子工学やってんけど、履修科目に「量子物理学」がありました。
当時は、まだそのおもしろさに気付いていなくて、単位は落としてしまってたんやけどね(笑)
大学4回生の時に、研究室に配属されました。
ある日、僕の担当教官が研究室にやってきて、
「二重スリット実験」
の動画を見せてくれました。
これがまー、おもしろかったの。
ちょっと解説していきます。
2つのスリット(隙間)がある板を用意して、その板目掛けて光を当てるのね。
そうすると、2つの隙間から出た光は、互いに干渉し合って、弱め合ったり、強め合ったりする。
弱め合いと強め合いが交互にくるから、板の向こうに設置されたスクリーンには、縞々模様(干渉縞)が出来上がります。
縞々模様(しましまもよう)って読みます(一応、笑)
弱め合い = 暗い
強め合い = 明るい
で、それが交互にくるから、縞々になるわけですね。
スクリーンに縞々ができたことから、
「光は波動である」
っていうことが分かりました。
また、すでに光は粒子であることも知られていました。
これは、アインシュタインが「光電効果」っていう現象を論理的に説明したことで、判明しました。
光は、波動でもあり、粒子でもある。
これを
「光の二重性」
って言います。
粒子のはずが波動の性質も持ってる!!
じゃあ、今度は、
「光の粒子を一粒ずつ飛ばしたらどうか?」
って思って、一粒ずつ飛ばしてみた。
そしたら、一粒ずつスクリーンにぶつかっていくのね。
粒子なんだから、干渉縞(波動の性質)は現れないはずだったの。
でも、何粒も当て続けると、当たる場所が、
「(最初の実験でできた)干渉縞がある場所ばかり」
だということが分かりました。
光の粒子は、干渉縞の明るいところにばかり当たり、暗くなる場所には当たりませんでした。
粒子一粒ずつが当たるんですけど、なぜか最終的には干渉縞ができていました。
粒子一粒ずつ当てるから、点描みたいな感じの干渉縞になっていました。
科学者の間で、
「粒子を当てたはずなのに、波動の性質が出るとは、これいかに?」
という疑問が生まれました。
さっき書いた「光の二重性」は、光の粒子一粒に対してではなく、大量の光子が飛ぶ電球のような光のことです。
光子一粒は、粒子であることは明白なので、波動性は出ないと思われていました。
でも、波動性が出ちゃった!
これはいよいよ謎だぞということで、
「光子は、2つあるスリットのうち、どっちを通ったのか?」
を調べようと思って、スリットに検知器を設置しました。
光子を検知して、光子がどちらのスリットを通ったのかが分かるようになると、
「なぜか、干渉縞(波動の性質)が消えてしまった」
のです。
「光子一粒に干渉縞が現れたことを解明しよう」
として、検知器を設置したら、
「干渉縞が消えてしまった」
のですから、ますます意味が分からない。
解明しようとしたら、その現象が引っ込んでいなくなってしまった。
なぜ、光子がどちらのスリットを通ったのかを検知しようと思ったら、干渉縞が消えてしまったのか。
その理由の仮説として先生が教えてくれたのが、
「人の認知の変化が物理現象に影響を与えているのではないか?」
っていう仮説でした。
干渉縞が消えた原因が、
「人の認知が、どちらのスリットを通ったのか『分からない』という状態から、『分かった』という状態に変化したからだ」
という仮説でした。
言葉だけの説明じゃ分かりづらいかもしれないので、当時僕が先生に見せてもらった動画を貼っておきます。
物理学と心理学が繋がる!?
僕は、量子物理学には全く興味を持ってなかったんですけど、心理学が楽しくてずっと勉強していたんです。
まさか、量子物理学と心理学(認知心理学)が繋がるなんて思いもよらず、先生の仮説を聞いた時に、脳内にスパークが走ったのを感じました。
「これはめちゃくちゃおもしろいやんけ!」
って思いました。
引き寄せの法則は、どちらかと言えば、脳や心理の話。
そこに量子論が絡んでくるとなったら、勉強するしかないでしょう!
ということで、その後、量子論についてもめちゃくちゃ勉強をしました。
勉強は楽しんでやるのが一番ですね。
そして、僕の興味関心は、大学を卒業しても止まらず、今もなお量子論や心理学、脳について勉強をし続けています。
P.S.
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