
前々から伝えていた人には伝えていたんですけど、いよいよBASE8期が始動します!!
BASEというのは、
「親のためのコミュニケーション講座 BASE」
のことで、今回で8期目を迎えます。
おかげさまで、毎回たくさんの方に参加していただいていて、幸せな親子や、安心安全な家庭を増やしていけています。
BASEでは、
「家庭を子どもの安全基地にする」
っていうことを掲げているのですが、今まで何度もブログで書いてきたように、
「子育ては家庭を安全基地にするところから始まる」
と言っても過言じゃない。
家庭が安全基地じゃないなら、
「子どもが勉強をする」
とか、
「子どもが幸せに生きる」
とか、
「子どもが本気で何かに取り組む」
とかは、どうしても起こりにくい。
なんでかっていうと、子どもの自信や、幸せを感じる気持ちは、安全基地の中で培われていくから。
しっかりと地面から1つ1つ積み重ねて、子どもの心を作り上げていけるから、盤石な精神が育っていく。
でも、家庭が安全基地になっていなかったら、子どもは恐怖心に支配されていたり、無理して、焦ったりしてたりする。
「宿題をやらないと先生に怒られてしまう!」
ってビビりながら勉強をするような。
「言うこと聞かないなら、お父さんに怒ってもらうよ!」
って脅されながら、親の言うことを聞かされるような。
そうすると、子どもの心にまだ何も積み上がっていないのに、グラグラな状態で、無理して、がんばらないといけなくなる。
心がグラグラだから、失敗したり、怒られたりするとすぐに折れちゃうし、そもそも怖がってチャレンジをしなくなっていく。
人間関係も自信が無くて上手く気付けなかったり、逆に、不安定さを隠すように、人を攻撃したり、マウントを取ったりする。
すぐに折れる心を持ち、チャレンジを怖れるから、精神的にも成長せず未熟なままで、人と上手くコミュニケーションが取れないから、人間関係も上手く築けない。
そういう子どもがどれほど生きづらさを感じるのかは、想像に難くないと思う。
子どもが生きづらさを解消して、生きやすい生き方を習得するには、一番手っ取り早いのが、
「家庭を子どもの安全基地にすること」
です。
もし、子どもが小さい時に親が怒鳴りまくって、トラウマを植え付けてしまったとするやんか。
後になって親が自分の関わり方の至らなさに気付いて、
「あぁ、なんでトラウマを植え付けてしまったんだ・・・」
って悔やんだとします。
親がどれだけ悔やんでも、子どもが学習し、身に付けたものは、もう子どものものです。
だから、親が、
「(自分が植え付けた)トラウマを取り去ってあげたい」
と思っても、それはできない相談なのよね。
子どもの心は、親の想い通りに自由に操作できるわけじゃないから、一度、親から身に付けた生き方は子ども自身が気付いて、
「生き方を変えたい!」
って思うまでは変えられない。
じゃあ、親には何もできひんのか?っていうと、そんなことはない。
子どもを直接操作することはできない。
でも、家庭環境は、親の振る舞いによって変えられる。
家庭環境から受ける影響のことを、
「場の力」
なんて言うんだけど、子どもに直接作用できなくても、安全基地となった家庭から受ける影響は、確実に子どもを癒し、自分らしい生き方へと変えていってくれる。
親の関わりは、子どもに直接影響を与えるわけじゃない。
親の態度によって作り出した家庭環境から、子どもは影響を受ける。
だから子どもは、家でいる時の性格と、友達の家や、学校など家以外の場所でいる時の性格は違うのよ。
そこにいる人から直接影響を受けてるわけじゃなくて、その人たちが作り出す「場」から影響を受けてる。
家庭を安全基地にしたい方は、ここから始動するBASE8期のお知らせをお見逃しなく!